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新入生の皆さん、いよいよ今日から皆さんの高校生活が始まります。皆さんが入学した熊谷高等学校は、1895年、明治28年に創立した伝統ある学校です。
皆さんの定時制も昭和23年の開設以来、七十九年目を迎えています。皆さんが青春時代を過ごすには大変良い学校だと思います。勉強や部活動などに思い切り励んでください。
さて、これからの本校での生活は、皆さんの将来を方向付けるとても大切な時期です。一日も早く学校生活に慣れ、将来の夢に向かって努力をしてください。
ここで、新入生の皆さんに、本校での学校生活について三つお話をします。
一つ目は、「失敗を恐れず、果敢に挑戦する」ということです。
日本が誇る世界的技術者であり、ホンダの創業者でもある本田宗一郎氏は、このような言葉を残しています。「私の現在が成功というならば、私の過去はみんな失敗の連続でした。私の成功は、九十九パーセントの失敗に支えられたたった一パーセントだけだ」 皆さんは、新しい環境に不安を感じているかもしれません。しかし、何かを成し遂げるために、失敗は避けて通れないプロセスです。むしろ、多くの失敗を経験した人ほど、他人の痛みがわかり、強くなれるのです。本校での四年間、失敗することを恐れず、常に挑戦をしてもらいたいと思います。
二つ目は、「一日一日を大切に積み重ねる」ということです。
皆さんがこれから過ごす四年間は、長いようであっという間です。一日を大切にするということは、具体的には「毎日学校に来ること」、そして「授業に真摯に向き合うこと」に他なりません。 仕事やアルバイトとの両立は、決して平坦な道ではないでしょう。疲れて足が止まりそうになる日もあるかもしれません。しかし、そんな時こそ、同じ志を持つクラスの仲間と励まし合い、一歩ずつ進んでください。本校の教職員は、皆さんの努力を全力で支え、悩みには真剣に向き合います。日々の小さな積み重ねが、四年後、確かな自信へと変わるはずです。
三つ目は、「この場所での出会いを宝にする」ということです。
これから皆さんは本校定時制でたくさんの生徒や先生と出会います。同じクラスでもいろいろな人がいるのが定時制の良いところでもあります。これまでに様々な経験をした人、もう一度勉強をやり直したいと思い入学した人など様々です。積極的に触れあい、互いに励ましあい、高めあうことのできる友人を見つけてください。「人との出会いは人生の宝物」になります。自分自身の力で、ゆったりとでもいいので、しっかりとした足跡を本校に残してほしいと思います。
最後に、保護者の皆様方に申し上げます。これからの学校生活において、生徒皆さん自身の努力や学校における指導や環境だけではなく御家庭での協力や教育に負うところも大きいものがあります。学校と家庭が気持ちを一つにし、連絡を密にして、協力することにより、暖かい愛情の中にも、厳しく育てていくことが、お子さん達の成長につながっていくと思います。保護者の皆様の御支援と御協力を、是非ともよろしくお願いいたします。
結びになりますが、私たち教職員一同、生徒の皆さんに「熊谷高校定時制で学んで良かった」と思っていただけるよう、全力で指導に当たる所存です。新入生の皆さんも、基本的な生活習慣等に十分に留意しながら、充実した学校生活を送ることを心より念願し、式辞といたします。
生徒の皆さん、今日から一緒に頑張りましょう。
令和8年4月8日
埼玉県立熊谷高等学校長 市川 京
いよいよ令和8年度がスタートしました。
熊谷高校定時制は、昭和23年に創立され、今年度79年目を迎えた学校です。
良き伝統を継承しつつ、生徒たちが輝く学校づくりに取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
日々の教育活動では、教職員がチームとなり、生徒一人一人の実態に応じた質の高い教育を行い、その生徒が持つ能力や可能性を最大限に引き出し、それを伸ばすことに努めています。
生徒の成長や自立を促し、やさしさをもって、ねばり強く、そして、温かく指導に取り組んでいます。
生徒一人一人のよさや可能性を伸ばし、保護者や地域の信頼に応える学校づくりに教職員一同取り組んでまいります。
日頃から本校の教育活動に温かいご支援をいただいている保護者の皆様に心より感謝を申し上げるとともに、より一層のご支援を賜りますようお願いいたします。
令和8年4月8日
埼玉県立熊谷高等学校長 市川 京