6月15日(水)
薬物乱用防止教室が開かれました。
薬物乱用防止啓発員・薬剤師の田島敬一氏を
講師に迎え、薬物乱用防止教室が開かれました。
薬剤氏として働くかたわら、都内・県内の大学でも教鞭をとっています。
講演では、
薬を正しく使用した場合、
病気の原因や症状を改善してくれるのに対して、
目的から逸脱して不正に使用した場合、
薬物乱用となります。
身近な薬物乱用の例として、
タバコに含まれる、ニコチンやタールの毒性や
アルコールの毒性について説明がありました。
タバコの害についてはいろいろなところで話題になりますが、
発症まで20年以上かかるCOPDの原因の99%が
喫煙に由来するという話は衝撃的でした。
続いて、
一度でも使うと犯罪になる薬物である
覚せい剤、
大麻、
LSD、
MDMA、
マジックマッシュルームや
シンナー等についての説明がありました。
これらに共通しているのは、
精神障害、幻覚、運動機能・内臓機能の低下や強い依存性です。
借金をしてでも手に入れたくなったり、
自分の意志とは無関係に体が反応するなど、
聞くだけで怖くなります。
最後に
DVD「知っていますか 薬物の真実 -体験者は警告する」を
視聴しました。
その中で薬物体験者自身の言葉で語られる
「薬物乱用の本当の怖さ」を
学びました。
薬物乱用について、
相談する人がいない場合は、
ホワイトテレフォン 048-822-4970 に
相談しましょう。
薬物乱用防止教室の終了後、
講演の感想、生徒会行事アンケート、文化祭アンケートを記入し、
「くまてい安心メール(一斉メール配信システム)」の説明がありました。