3月12日(日) 第74回卒業式が挙行されました
熊谷高等学校 定時制の第74回卒業式 が
視聴覚室を会場に行われました。
これまでは、
コロナ感染症でいろいろと制約がありましたが、
在校生と保護者、教職員で
卒業生を送り出すことができました。
卒業生が胸にコサージュをつけ、
満面の笑みを浮かべて、
大きな拍手の中、入室しました。
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式次第
開式の言葉
国歌斉唱
卒業証書授与
校長式辞
祝電紹介
卒業生を送る言葉
卒業生代表挨拶
校歌斉唱
閉式の言葉
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卒業証書を授与され、
手にした生徒は
万感の思いがこみ上げて来たに違いありません。
校長式辞
要旨
卒業証書を授与した8名の卒業生のみなさん、
卒業おめでとうございます。
伝統ある熊谷高校定時制で
学んだという誇りを持ち、
それぞれの進む道で頑張って欲しいと思います。
これからは、
厳しい環境-逆境-を
自分の力で
乗り越えていかなければなりません。
そのために卒業生の皆さんには、
これまで以上に感性を磨いて欲しいと思います。
感性とは、
ベートーベンの音楽を聴いた時のことえを例に言うと、
好き・嫌いは「感情」。
交響曲第何番というのは「知識」、
なんだか悲しい感じの曲だなというのが「感性」です。
感性豊かな人は、一歩前に進むことができるからです。
感性を磨くためには、
一つは、優れた芸術に触れることです。
美術館や演劇鑑賞に行ってください。
一つは、感動することです。
感情表現を素直に表せるようになることが大切です。
卒業生の皆さん、
これまでお世話になった全ての方に
感謝を忘れずに、
次のステージに大きく羽ばたいてください。
これからの日本の未来を
切り拓く大切な人材として
活躍することを心から期待しています。
卒業生を送る言葉
要旨
先輩方は在学中、
新型コロナウイルスのために
休校や制限の中での学校生活だったかと思います。
その中でも明るく、
常に元気で日々を過ごされていた
先輩方の姿を見て、
私たちもそれに倣(なら)わんとして、
明るく学校生活を送ることができました。
文化祭や遠足といった行事ができ
常に
その先頭で私たちを引張っていってくださいました。
先輩方のそれぞれの進路での
ご活躍とご健康を心よりお祈りします。
卒業生代表挨拶
要旨
卒業の時を迎え
感謝の気持ちでいっぱいであるとともに、
この熊定から巣立つことに寂しさも感じています。
球技大会では、
できる人が、
できない人に教えるということを通し、
クラス皆で成長しました。
在校生の皆さんへ
熊定で学んだ大切なことは
「やり遂げる」ということです。
苦手なことや嫌なことから逃げるのではなく、
やり遂げることでそれは経験になります。
その経験が良かったと思う日が必ず来ます。
好きにかわることもあります。
「やり遂げる」という意識を大切にして
充実した学校生活を送ってください。
最後に学校に関わるすべての皆さんへ感謝します。
熊谷高校の校歌を歌い、閉式となりました。
拍手の中、退場となりました。
その後、
卒業生、保護者、教職員で記念撮影をして、
卒業生は4年生教室で
担任を交えて最後のHRを行いました。
4年間で学んだことを胸に刻んで、
新しい世界にはばたいて行く生徒は頼もしく感じました。
みなさんの未来に幸多からんことをお祈りします。
ご 卒 業 お め で と う !
3年生にとって、1年後
2年生にとって、2年後
1年生にとって、3年後の
自分の姿と重なったのではないでしょうか。