3月13日(水)SSTが行われました
本日のSST<Social Skills Training>は、
講師に埼玉県ネットアドバイザーであり
家庭科の授業でお世話になっている
並木先生をお招きして行われました。
多くのひとが利用している便利な道具、
スマートフオンの利用についての講演で、
「インターネットの危険性を理解し、
インターネットを
安全に正しく利用 できる力を身に付けること」を
ねらいとしたものです。
講演はつぎのようなものです(要旨)。
1 災害時など
・情報が正しいか、どうか見極める必要がある
複数か、それとも一人が書いたものか、
検索をしてみる
・得た情報を発信して、拡散してよいか
2 スマホ依存について
K-スケール(*)というものがあり、
この数値が高いと依存性が高い
<依存症という病名はない>
(*)K-スケール :
青少年用 (インターネット依存自己評価) | スクリーニングテスト | 病院のご案内 | 久里浜医療センター (hosp.go.jp)
ほとんどのひとは、スマホが気になる。
授業中、見てはいけないが、見たい
依存症(アルコール、ギャンブル、薬物、インターネット)を
治してくれる1つの病院として、「久里浜医療センター」がある。
病名としては、「ゲーム障害<症状は、イライラし、無表情>」で、
日本人はSNSの利用者が多い。
そうならないために自分で利用時間を決めることが大切である。
つづいて、生徒にも参加できるよう、
質問に対して挙手をする形で進められました。
活動1 どんな使い方としているかな
LINEなど9つのアプリのうち、どれくらい利用しているか
活動2 使用時間はどれくらいかな
1日1時間だと365日で約15日間
2時間だと・・・
活動3 どれくらい寝ているかな
目標の睡眠時間は9~12時間
活動4 人間は寝なくても生きていられるか
睡眠の役割について
活動5 近視になってしまうのはなぜか
眼球の形と気をつける方法
(画面を20分見たら、20フィート離れたものを20秒間見る)
活動6 ゲームをしている時の脳はどちら?
川島隆太教授(東北大学)の研究(*)から-
①長時間ゲームをしていると脳の前頭前野が働かなくなる
②読書・文章を書く・外遊びが大切です
(*)例えば https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/feature/201911/08-02.html(blog係)
最後に
(1)LINEトラブル:言葉の行き違いが、悪口・仲間はずれ・犯罪になることもある
(2)デジタルタトゥー(一生消えない):軽い気持ちでやったことが、就職・結婚の時に
後悔することになることもある
という最近の話題で講演は終了となりました。