3月13日(木)性教育講演が行われました
3学期SST(Social Skills Training)のテーマは
「性教育講演」で、
「性的欲求の対処法など、性に関する正しい知識を身に付け、
適切な意志決定や責任ある行動選択ができるようにすること」
を目的に行われました。
講演は、
熊谷市医師会看護専門学校 看護学科 小髙 留美 様 を
講師に迎えました。
自己紹介では、
看護師になる人たちを育てており、
母性看護学を専門にしていることや、
思春期のひとたちに性について伝えていること、
高校の先生に看護師を勧められたことや、体験談などを話されました。
◇ ◇ ◇
講演の概要はつぎのとおりです。
生活していく上で、生きていく上で、大事な欲求(人間の生理的な欲求)
①食欲 ②睡眠欲 ③性欲 が三大欲求と言われている
※生理的欲求を満たすことは生きていく上でとても大事!!
・それぞれの欲求は個人差があり、強い人、弱い人がいる
・他の欲求と同じように、性に感心を持つことは悪いことではない
・性欲とは、・・・性的な満足を得るための肉体的欲求である
・性的欲求の満たし方は人それぞれ
パートナーと触れ合う 性行為 セルフプレジャーなど
性行為について考えよう(1)
大切なパートナーと同意のもとに成り立つ行為
同意のない性行動は「性暴力」=性犯罪
性行為について考えよう(2)
子孫を残す行為、つまり、責任を伴う行為
望まない妊娠をしないために 避妊方法を正しく知る!
ピル・コンドームなど
<<<講演の中で、講師の先生の体験談も話されました>>>
セルフプレジャーについて
性行為同様、誰にも見せない、見られない、性器を傷つけない
という注意点などを講義していただきました。
まとめ(1)
正しい知識がなければ後悔する人生につながることがある!
万が一、何か起きてもひとりで抱えない。
早めに病院(思春期外来、産婦人科)を受診する。
親身になってくれる大人は必ずいます。
諦めないで欲しいです。
まとめ(2)
自分の欲求は自分でケアすること
欲求が高まったからと言って、人に押し付けたらそれは犯罪になる!
「性」=心が生きる ということ
その後、活発な質疑応答が行われました。
最後に、生徒による謝辞が述べられ、
拍手の中、講師が退場となりました。