4月8日(月)始業式・新任式が行われました
新しい仲間も増え、新しい教室
で、新しい教科書
で、
いよいよ令和6年度 熊谷高校定時制のスタートです。
開式の言葉のあと校長先生からつぎのような講話がありました。
要旨
寒い北海道でのできごとです。
車内で切符を買おうと
終電ぎりぎりの電車に急いで乗ったものの財布がみつからない。
車掌さんにわけを話しても
「次の駅で降りてください。」と言われる。
困ったところに同じ年恰好の男のひとが回数券をくれました。
お礼をしたいと申し出たところ、氏名・住所も教えてくれない。
その男性は同じように困ったときに
女子高校生にお金を出してもらったことがあった。
彼女は、今回と同じように対応しつぎのように話したという。
「困った人を見かけたらその人を助けてあげてください。
そしたら、私のひとつの親切が、
ずっと輪になって、広がるから。そうなるのが一番嬉しい。」と。
このように心づかいと思いやりの気持ちを忘れずに、
自分がされたら嬉しいことを相手にもしてあげてください。
自分がされた嫌なことは絶対にしないでください。
全員で校歌(*)を歌い、閉式となりました。
その後、教務主任から成績について、
給食担当から給食室の利用についてお話しがありました。
毎回、本日のように
校長先生より考える機会になる講話があります。
また、作文や小論文に役立つ内容だったりします。
行事だからと言って休んだり、
遅刻したりして、
聴き逃すのはもったいないことです。
*) 熊谷高等学校校歌は、石坂養平作詞 山田耕筰作曲 大澤壮吉編曲です。
今でも作曲者の山田耕筰の歌は音楽の授業でたくさん習っています。