12月23日(月)SST(Social Skills Training)が行われました
今回のソーシャル スキル トレーニング(Social Skills Training)は
東京新聞 新聞活用教育担当編集委員の 東松充憲 様 を講師にお招きし、
確かな情報の見極め方のポイントについて、
動画とスライドを見ながら、お話しいただきました。
要旨
中高年の闇バイトが増えている。
中高年は社会経験が豊富で犯人からみると使いやすい。
派遣先を切られた女性がSNSで情報を調べたところ
条件が良すぎるのでやめた
その後、
スマホの広告には闇バイトの求人だらけになった
一回検索すると同じような情報が届くようになる
覚えたい言葉
アルゴリズム 儲けるためのしくみ
使う人が好きな情報を選んで送りつけてくる
フィルターバブル 自分の好きな情報ばかりが送られてくる
片寄った情報に包まれて判断できなくなる
エコーチェンバー SNSで自分と同じ意見ばかり表示されて
自分が正しいと思い込んでしまう
普通のひとが情報をシェアして
善意が世の中を混乱させることもある
関東大地震のときの流言飛語による悲惨な事件
最近でも地震で危険が迫っているような映像
フェイクニュースを見抜く方法
情報の発信元はどこか
言っていることに責任を取れるのか
たくさん出てくる情報に疑う目を持つ
AIによる加工技術によりフェイク画像や
死んだひとの動画、選挙の時のAI動画
ユーチューブで複数の人格を表現する など問題になっている
善意にフェイクが絡むのがこれからの社会
自分がだます側になることはないのか
生成AIの出現でリスクがさらに高まった
生成AIはたくさんあるものを答えとして出してくる
どうしたらよいか
1 鵜呑みにしない
新聞は間違えたら訂正記事を載せる
2 世の中のことは黒か白で決めつけない
絶対はない
3 視野を広げて、比べて考える
新聞では「ウラをとる」という
新聞の話題
たくさんの新聞社がある
新聞は大切なことを大きく載せる
では、なぜ大切なことを伝えるのか
社会から 不幸をなくし、幸福を多くする
新聞はたくさんのひとが関わってつくられる
チームワーク
制作した記事に誤りがないかを校閲する
「間違えているだろう」という前提で校閲する
チームワークといっても普通のチームワークではない
メディアとは、「情報」の受け渡しをする。
ひととひとを情報でつなぐもの
信頼感 思いやり やさしさ
最後に質疑応答と
生徒会副会長によるお礼のことば で閉会となりました。