1月8日(水)始業式が行われました
冬季休業中、事件・事故の報告もなく、
全学年がそろい第3学期の始業式が行われました。
校長講話
「新年の誓い」について、様子を生徒に尋ねることから講話が始まりました。
◆要旨◆
今から79年前の8月広島・長崎に原爆が投下され、
15日に日本は終戦を迎えました。
前日の8月14日の午後11時30分頃、
熊谷市が空爆を受け市街地の3分の2が
焼け野原となってしまいました。
襲ってくるすごい炎から逃れようと
多くのひとが星川に飛び込んだものの、
266人もの命が失われました
慰霊のための「とうろう流し」が
昭和25年から毎年行われています。
熊谷が標的にされた理由は
戦闘機製造工場の下請け工場が多かったからだ
と言われています。
また、熊谷陸軍飛行学校があったこと
も理由としてあげられています。
その分校として桶川分教場があり、
令和2年8月「桶川飛行学校平和祈念館」として会館しました。
飛行学校で使われたテキスト、暮らしを再現した寝室などが展示されています。
特に、分教場で教官を務め、
後に特攻隊長として戦場に向かって陸軍の大尉が
子どもに宛てた遺書(複製)には心を動かせられました。
過去の歴史を学び、そして、感じることは、とても大切です。
経済や産業、外交などの歴史は国の方向性を、
それぞれの歴史は、未来のそれぞれの方向性を教えてくれます。
みなさんには、
この熊定で、多くのことを学び
そして、大きく成長して欲しいと願っています。
◇ ◇ ◇
講話の後、全員で校歌を歌い
新年を迎え気持ちを新たにしました。
クラスに戻りホームルーム活動を行いました。
明日から平常授業となります。
給食も始まります。
令和6年度を締めくくる学期として、これからも
有意義な学校生活を送ってまいりましょう。