12月10日(火) 人権教育が行われました
熊谷人権擁護委員協議会より
人権擁護委員 渡邉 雄市 様 を講師にお迎えし、
人権教育が行われました。
本日のテーマは「インターネットと人権」です。
◆◇◆◇◆講演要旨◆◇◆◇◆
はじめに、「人権擁護委員」というお仕事の紹介から始まりました。
人権とは、「人間として幸せに生きる権利」
擁護とは、「守る・助ける」という意味
みなさんの幸せな生活を守る・助けるという活動をしています。
今日、10日は「国際人権デー」で、
昭和23年に国連で人権について考えましょうと
「国際人権宣言」が採択された日です。
スマホは、すごく便利だけど、使い方を間違えると凶器になる。
時代の流れで、公衆電話から固定電話、ポケベルになり携帯電話に
その後、急速な進歩を遂げスマホになった。
フォン(電話)とあるが、持ち運びできる小さなパソコンで、
メール・情報収集をはじめ、様々なことができる。
閲覧情報は大元の会社に行き、好みの情報がぞくぞく届く。
どういう風にスマホを使うか、考えてみたい。
次に、映画「インターネットと人権」を視聴しました。
3人の仲良し高校生が宿泊し、
撮影した写真が無許可でインターネット上に公開された。
その写真には制服や塾のテキストが写っており、
個人が特定されることになる。
それを見た見知らぬ人物がその個人を脅したり、
付け回したりする。
写真を拡散した高校生の友人は予想外の展開に悩む。
仲良し3人も公開された写真の削除依頼をして、
ひとまず削除され安堵する。
しかし、
写真は転載されつづけ
完全に消去されることができなかった。
みなさんの周りでもあり得ることで、誰かのことではない。
明日は自分のことかも知れない。
被害者にも加害者にもならないために
十分、インターネットの特性を理解しなければなりません。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
スマホの利用の仕方によっては、
事件に巻き込まれることがあるという講演で、
生徒は身近に感じた様子でした。
最後に
人権についての資料と
スマホの明暗を象徴するようなイラストが描かれた
クリアファイルが配布されました。
参考資料
https://www.youtube.com/watch?v=m9zULamcbL8