日誌

生物部・活動報告

【生物部】自然科学部交流会に参加して

10月7日(土)熊谷西高校にて行われた「自然科学部交流会」に本校物理部・化学部・地学部とともに参加してきました。

これは熊谷西高校・熊谷女子高校・本校の科学系部活動の生徒たちを中心に日頃の研究の成果をポスターにて発表し、お互いの発表を聞いてディスカッションする場です。生徒たちは日頃の研究成果をポスターにまとめ、「自分のことば」で発表します。聞いてくれた生徒たちからはコメントシートをもらえます。

はじめは緊張した表情でしたが、時間がたつとともにお互い打ち解けたようでした。生徒たちにとって大変有意義な時間だったと思います。

 

 

 

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恒例 成田用水生物採集

中間考査最終日、5年目を迎える成田用水の調査に行ってきました。

今年度は新入生が10名超え、楽しく採集することができました。3年生は1年生に採集のノウハウを教えていました。

川辺にお住いの住民の方から、声をかけていただき、水環境の変化についてお話ししました。「最近魚の数が減っているようだ」とのお話があり、本校の調査でもそれを裏付けるデータがある旨お話をしました。

データが蓄積してくるとそれは大きな財産になります。小さなことでもコツコツ積み重ねていくことが大事だと思いました。 

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【生物部】定点観察再開

 2017年から行っている熊谷市成田用水での水生生物採集と川の清掃を再開しました。

コロナ禍で校外での部活動の制限があったので実施することができませんでした。1年数か月ぶりの再開です。 制限前、水辺の環境が変化が生じたのでは、というデータを得ましたが、今回は数年前と同じ傾向のデータがとれました。

長期にわたり、先輩たちが続けてきた採集、ブランクができてしまいましたが可能な限り続けていきたいと思います。

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【生物部】イカの解剖

 先日、部員たちの希望でイカの解剖をしました。

 食用としてのイカはなじみがありますが、生物体として内部構造を詳しく知るための解剖は初めての生徒もいたようです。

 まず、外套膜を開き内臓を観察します。

 エラに過酸化水素水をかけると、過酸化水素の酸素とヘモシアニンが結合して青くなりました。

 また口から薄めた醤油を流し込むと、醤油が胃まで到達することがわかります。

 実体顕微鏡で内容物を見たり、目のレンズを取り出したりとそれぞれ注意深く観察していました。

 

 文化祭でこれを披露する予定です。

これから外套膜を開きます水晶体は文字を拡大できます

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出前講義

 6月9日(金)は、生物部生徒を対象に
 環境科学国際センターの木持 謙主任研究員に「日常生活と水環境~私たちに何ができるか~」というタイトルで講義をいただきました。
 先生からは、
  ●熊谷市内の河川・用水路は水質的には確実にきれいになっていること
  ●しかし、護岸などの影響で生物多様性はまだまだ不完全である。
  ●「里山」ならぬ「里川」として、多様な生物がすめる環境を作っていかなければならない といったお話しをいただきました。

 水環境、特に魚類に興味のある1年生は、今回の講義を受けてさらに知識が深まったようです。
 本校OBでもある先生には、これからもご指導いただくことになると思います。よろしくお願いします。

 
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生物部



(平成29年度部員数  2年3名 1年生5名 計8名)

活動日時 放課後
   
活動場所 理科棟2階生物準備室
   
研究テーマ <29年度>
・マンニトールを基質としたエタノール生成
 酵母の最適条件の検討