音楽部・活動報告
【音楽部】2学期活動報告
【熊高祭 9/3(土),4(日)】
「森」をテーマにしたミニコンサートを音楽室にて行いました。
コンクールで演奏した〈かっぱ〉や〈柳河〉などの男声合唱の名曲はもちろんのこと、ジブリ映画『魔女の宅急便』の曲も演奏しました。
3年ぶりの一般公開で慣れないところもありましたが、演奏会よりもお客さんとの距離が近く、アットホームな雰囲気で楽しんでいただけたと思います。
【混声合唱団和声会 定期演奏会賛助出演 9/25(日)】
コロナ禍で久しぶりとなった、地域の合唱団の賛助出演でした。
弦楽オーケストラの伴奏で、林光《岩手軽便鉄道の一月》や千原英喜《どちりなきりしたん》ほかを歌ってきました。
《岩手軽便~》は宮沢賢治の詩の内容が難しかったのですが、指揮者の先生の分かりやすい解説がとても勉強になりました。
(ウクライナ支援チャリティー演奏会で、青と黄色のマスクで歌いました)
【深谷市立南中学校校内音楽会 訪問演奏 10/27(木)】
こちらも久しぶりの中学校の訪問演奏でした。
ご好評いただいていた訪問中学校校歌の男声四部版の演奏や、ジブリ映画『天空の城ラピュタ』より〈君をのせて〉など、5曲演奏させていただきました。
中学校の合唱祭は、今まで中止になってしまったり、リモートで行わざるを得なかったところが多かったと耳にしました。
ですが、段々と以前のような「生の」演奏をお互いに聴けるようになりました。
合唱に興味を持った男子生徒さんには、是非熊高音楽部で一緒に歌ってもらいたいです。
【熊谷ミュージックフェスティバル 11/13(日)】
熊谷には地域の合唱団がたくさんあり、6月の市民音楽祭と11月のミュージックフェスティバルには多くの団体が参加されます。
今回は器楽も含め、22団体が出場されました。
コロナ禍で参加が難しくなってしまった学校団体が多い中、熊高音楽部は唯一の高校として参加させていただきました。
演奏したのは多田武彦《わがふるき日のうた》より〈甃のうへ〉ほかです。
日本情緒あふれる作品で、少人数で演奏するにはとても大変な曲ですが、歌詞を読み込んで情景をイメージして挑みました。
来年のヴォーカルアンサンブルコンテストに向けて、表現力を磨いていきたいと思います。
このように、2学期は月に1回、ステージでの演奏を経験することができました。
これもひとえに、地域の皆様の支えがあってこそです。
これからも、地域の方々に喜んでもらえるような演奏ができるよう、精進してまいります。
【音楽部】オペラ賛助出演
12/25(日)にさくらめいとにて行われた喜歌劇《こうもり》に、合唱隊の一員として参加させていただきました。
熊高音楽部の大先輩であるバリトン歌手の原田勇雅先生の主催で、キャストにも熊高OB・音楽部OBの先輩方が多数出演されていました。
7名の部員はパーティーの給仕の役をいただき、オペラの所作や長時間の舞台をこなす歌い方など、一線で活躍されている先輩方から具体的で実践的なご指導をしていただきました。
(リハーサルの様子)
オペラに参加するというだけでも貴重ですが、ドレスの女性とワルツを踊るという、普通の男子高校生には起こり得ないような稀有な体験は、望外の喜びだったようです。
終演後の生徒たちの輝いた目や充実した表情が、実に雄弁に物語っていました。
コロナ禍で未だ耐え忍ぶことが多い合唱ですが、「続けてきて良かった」と思えるような素晴らしい経験で、今年を締めくくることができました。
改めて主催の原田先生、関係者の方々に深く感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
【音楽部】第56回合同定期演奏会
8月3日(水)、熊谷女子高校音楽部さんとの合同定期演奏会を、さくらめいとで行いました。
依然として一般公開が難しい状況でしたので、入場は保護者の方や学校関係者に限定させていただきました。
今年度は昨年叶わなかった、混声ステージを実現することができました。
制限は多く、日数は少ない合同練習にも関わらず、両校生徒は暗譜で演奏できるように一生懸命に励んでおりました。
1曲目に演奏した曲は、《新しい歌》より〈新しい歌〉。
手拍子も盛り込んだ特徴的なリズムで、「歌う喜び」を身体全体で表現することができました。
2曲目に披露したのは、《良寛相聞》より〈君や忘る道〉です。
和歌のやりとりを歌詞にしたこの曲からは、三年の時を経て実現した両校部員が対話しているような、穏やかな雰囲気を感じました。
最終曲は《かなでるからだ》より〈膝〉です。
膝を通して人生を語るというユーモラスな歌詞を、さわやかに歌い上げました。
半世紀以上にわたって、共に音楽を紡いできた男子校と女子校というのは他に例を見ません。
まだまだ合唱には辛い状況が続きますが、これからもこのつながりを大切にし、切磋琢磨していきたいと思います。
【音楽部】6月活動報告
6月5日に熊谷市民音楽祭、6月19日に埼玉県合唱祭に参加しました。
両日とも木下牧子作曲《わたしはカメレオン》より〈わたしはカメレオン〉を演奏いたしました。
木下牧子さんの曲は《いつからか野に立つて》で経験済みですが、美しくも難しいハーモニーに苦戦しましたが、少人数ながら迫力は表現することができたと思います。
また、5日には多田武彦作曲《柳河風俗詩》より〈柳河〉、19日には木下牧子作曲〈夢みたものは〉をそれぞれ演奏しました。
今回のソロもトップテノールの部長が務め、演奏後にさまざまな方からお褒めの言葉をいただきました。
これからも地域の方々に応援していただけるよう、表現力を磨いてまいります。
【音楽部】埼玉県高等学校男声合唱団合同演奏会
5月8日(日)上尾市文化センターにて行われました。
今年で第9回を迎えますが、過去2年間はコロナの影響で中止となっておりました。
今回熊高音楽部が演奏したのは、熊谷高校校歌(男声四部合唱編曲版)と、無伴奏男声合唱組曲《いつからか野に立つて》(木下牧子作曲)より〈虹〉〈彼〉〈光〉〈天〉の4曲でした。
4月に入部した3人の1年生は校歌で初舞台となりましたが、少ない練習時間で見事に歌い切りました。
組曲は少人数で演奏するには大変な曲でしたが、イメージやフレーズの捉え方を共有することで、それぞれの曲に合った表現ができたと思います。
毎年行っていた6校合同演奏はできませんでしたが、アンコールとして川越東高校合唱部さんと愛唱歌《斎太郎節》を演奏しました。
テノールソロのある曲ですが、本校の部長が堂々とした歌声を響かせてくれました。
ここ数年、他校と関わる機会が減ってしまっていたので、同じ男声合唱を愛する同年代の演奏を聴き、いい刺激を受けることができました。
次のステージは、6月5日(日)さくらめいとで行われる、熊谷市民音楽祭です。
今後も応援のほど、よろしくお願い致します。