山岳部・活動報告
【山岳部】新歓山行(武甲山)
4月に新たに14名の新入部員を迎え、総勢31名となりました。
今年度に入り、すでに2回山行を実施し、5回以上ミーティングを行ってきましたが、2~3年生が今まで学んだことを1年生に伝えている姿は、非常に頼もしいです。熊谷高校山岳部の伝統が脈々と受け継がれていることを強く感じています。
さて、今回の記事では、今年度1回目の山行の様子をご紹介します。昨年度は秩父御岳山にて新歓ハイクを行いましたが、今年度は武甲山に行きました。
総勢31人と部員数が多いため、4パーティーに分け、安全面に配慮しながら山行を実施しました。顧問の監督のもと、2~3年生が各パーティーをまとめ、適宜指示をします。1年生は初心者が多いのですが、先輩がペース配分に気を配り、声をかける様子も多く見受けられました。山は一歩一歩が危険ですので、良い緊張感をもって山行を行うことができたと感じています。
生徒の感想は、
・初めての山行で、山のルールを知ることができた(1年生)
・ザックの下の方に水を入れてしまっていたので、荷造りの仕方も考えたい(1年生)
・1年生に山登りを教えることで、自らが1年間でどれだけ山のことを知ることができたか確認できた(2年生)
・体力面に特に問題はなく、ペース配分に気を配ることができた(3年生)
といったものがありました。2~3年生の成長を感じるとともに、1年生の今後が楽しみです。
朝の直前注意。顧問の話をよく聞いています。
足をすべらせないように慎重に。
曇ってはいましたが、秩父の街がみえました。
【山岳部】谷川岳雪山山行
熊谷では桜がきれいに咲いていますが、熊高山岳部では3月28日(月)に谷川岳に行き、雪山登山を行ってきました。
まん延防止等重点措置の影響により、12月末に実施した破風山山行(皆野町)以来の山行になり、実に3か月ぶりの活動になりました。久しぶりの山行、そして今回は雪山登山ということもあり、生徒も胸躍らせながら準備を進めていきました。
山行は予定通り、無事に実施することができました。生徒の感想を紹介します。
・昨年度はコロナウイルス感染症により雪山登山ができなかったが、今年度はできて本当によかった。
・ほぼ全員、雪山登山は初めてだったが、事故なく帰ってくることができた。
・服装を調整することで、体温管理も上手にできた。
・スノーシューを初めてつけたが、靴からはずれてしまう時もあった。歩くことそのものは思ったよりも難しくなかった。
・昼食では豚汁を作ったが、お湯の分量を誤ってしまった。調理方法を含め、事前の準備をさらに充実させる必要があると感じた。
スタート地点は土合橋付近です。 途中にはスノーブリッジがありました。 奥に見えるのが一の倉沢です。
少し緊張した面持ちで進んでいきます。
豚汁を作っています。 一の倉沢を背に集合写真を撮りました。充実感がありました。
今年度もコロナウイルス感染症による規制もありましたが、その中でもできる活動を生徒自身が考え、部の活動を充実させていました。「自由と自治」の精神のもと、来年度も一層充実した活動を行っていきます。来年度もよろしくお願いいたします。
【山岳部】赤城山山行
11月21日(日)、群馬県にある赤城山(荒山・鍋割山)に行ってきました。
総勢17名(1年13名、2年4名)の部員がいるため、今回も貸切バスを利用し、姫百合駐車場から登り始めました。
今回の山行ではトランシーバーを利用しながら、パーティーごと別々に行動したので、良い緊張感を持ちながら活動を行うことができました。
生徒からの感想を一部紹介します。
・地図を基に、常に位置把握に努めることができた。
・体温調節を上手に行うことができた。
・下山の時は大股にならないようにさらに意識する必要性を感じた。
・ペースが少し早かったので、次回は無理のないペースで登ることを意識したい。
時折、青空も見え、天候にも恵まれた山行でした。
1つ1つ学びを着実に積み重ね、これからも部として成長していけたらと思います。
荒山山頂の少し先にある「ひさし岩」
左側が開けていて、疲れも吹き飛ぶような絶景でした。
鍋割山山頂にて。
鍋割山から荒山高原に向かう途中。
奥に見える山が荒山です。
【山岳部】10月棒ノ折山山行
10月31日(日)、飯能市の棒ノ折山に登りました。
天気予報では午後から雨模様だったものの、天気も持ち充実した山行になりました。
また、今回の山行では感染症対策を行いながら、山頂にてラーメンを作りました。
前回の炊事訓練ではカレーを作りましたが、今回の方が調理の手際が良く、部としてまた一つ成長できた山行になりました。
山行後の反省会では、部員一人一人に良かった点や反省点を述べてもらいました。
生徒の感想としては、
・地図を確認し、現在地を確認しながら登ることができた
・岩場でどこに足を置くか考えながら登ることができた
・忘れ物がないかどうか前日に持ち物をしっかり確認する必要性を感じた
といったものがあり、各自、次につながる反省がありました。
次回は11月下旬の赤城山山行の予定です。今回の反省を生かせるよう部員全員で準備を進めていきます。
事前ミーティング
山行で気を付けるべきことについて話しました。
沢では足場を確認しながら登ります。
山頂にてラーメンを作っていきます。
コロナウイルスの影響で久しぶりの山行なので、登頂の喜びもひとしおです!
【山岳部】7月の活動(炊事訓練・山行)
①炊事訓練
7月28日(水)に炊事訓練を行い、部員全員でカレーを作りました。
現在はコロナウイルスの影響により山で炊事を行っていませんが、今後のために炊事訓練を行いたいと生徒から提案があり、家庭科室をお借りして実施しました。
炊事訓練後の生徒からの感想には、
・事前に計画を練っておかないと思った以上に時間がかかってしまうことが分かった。
・ご飯を炊くだけでも、水の量や火加減など注意すべき点があった。
といったものがあり、次の炊事訓練に生かせる学びが多くありました。
②谷川岳山行
7月31日(土)には群馬県にある谷川岳へ行きました。
天候にも恵まれ、夏山の雰囲気を楽しむことができました。
また、山行前に読図の仕方を学んだこともあり、生徒は要所要所で地図を開き現在地を確認しながら登ることができました。
往路はロープウェイを利用
天狗の溜まり場付近
沢で休憩