SSH活動日誌
地学部・社会科研究部による東北縄文遺跡研究
令和3年7月「北海道・北東北の縄文遺跡群」として17遺跡が世界文化遺産に登録されました。
そこで縄文期の遺跡について、地学的観点と歴史的観点をふまえ令和3年度調査研究を実施しました。
10月9日(土)・10日(日)の2日間、三内丸山遺跡(青森県青森市)と大湯環状列石遺跡(秋田県鹿角市)、御所野遺跡(岩手県一戸市)をめぐり、地学部と社会科研究部の生徒8名が深い学びを実践してきました。
各々が事前研究で研究課題を設定し、現地ではフィールドワークを実施しました。現地までは地図を参照しつつ徒歩で移動し、地形や断層を観察しました。多くの刺激を与えられ、自分で歩いて感じることの大切さも学びました。1万2千年前に始まる縄文期の気候や地形を考え、地図から断層や地形の変化を読み取るフィールドワークも楽しかったです。
縄文期の建築とは思えない巨大な掘立柱建物を見上げ、東北地方の縄文文化が想像以上に発達した社会で、生き生きとした文化が存在していたことを感じました。
大湯環状列石遺跡でも死者や葬送への社会的思想を感じることができました。
特に多かった生徒の感想は、「今後も現地での学びやフィールドワークを続けてみたい」という意見でした。
貴重な経験をありがとうございました。
7月14日 SSH特別講演会
7月14日(水)3・4限 SSH特別講演会
東京大学大学院工学研究科建築学専攻建築学講座助教 福島佳浩先生に「金属3Dプリント技術を建築構造に応用するための研究と実務」について講演していただきました。3年生と建築に特に興味のある生徒は体育館で、それ以外の生徒は感染症対策の観点から教室で講演を聞きました。
学生は最先端の学問領域について精一杯聞き、活発に質問していました。
6月19日(土)英語による研究発表会(KEEN)
6月18日(土)英語による研究発表会を熊谷高校記念館において開催いたしました。
今年度は感染症予防の観点から、熊谷高校と熊谷西高校の発表者、参加者のみによる研究発表会となりました。
研究の成果を精一杯発表し、今後の研究や探求活動に向けて、決意を新たにした生徒たちでした。
SSH NEWs 第1号・第2号
2019年度「楽しもうサイエンス!小中学生科学体験教室」開催のお知らせ!
本年度の「小中学生科学体験教室」の日程をお知らせいたします。なお、参加については事前申し込みとさせていただき、先着50組となります。
皆様のご参加をお待ちしております!
実施日:令和2年2月15日(土)14:00~16:00※受付時間は14:00~15:00となります。
開催場所:埼玉県立熊谷高等学校
対象:熊谷市内の小中学生
実施内容(昨年度の例)※今年度の内容が決定次第お知らせいたします。
・物理・・・楽しい物理実験
・化学・・・スライムづくり
・生物・・・ミジンコのペーパークラフト
・地学・・・岩塩割り
申し込み期間:令和元年12月25(水)~令和2年1月14(火)まで
※期間内であっても定員に達した場合は受付終了となります。
申し込み方法:熊谷高校HPの入力フォームから申し込みをしてください。