PTA進路講演会報告PARTⅠ
本日から5回に分けて6月27日(土)に行われたPTA進路講演会の「親子で乗り切る大学入試」について報告します。
PARTⅠ「大学全入時代」の到来
大学受験人口のピークは、1992年度(現在41歳が高校3年生の時)で、受験人口は121万5千人、その時の入学定員は、67万6千人で倍率は、1.80倍だったものが、2014年度(現大学2年生)では、受験人口71万6千人、入学定員65万9千人、倍率は1.08倍とほぼ希望者は全入に近くなっている(駿台予備学校調べ)とのことです。
大学全入時代を迎え、「入れる大学に入る」のではなく「入りたい大学」に入れる力をつけることが大事である、ということが言えます。
文部科学省統計データによれば、2014年度の大学・短大志願者数は、71.6万人で大学・短大入学者数は、65.9万人。この差を取ると5.7万人がいわゆる浪人生となると思います。ところが、この春2015年度の純粋な既卒生志願者数(大学入試センター試験志願者数(大学入試センター発表資料))は、9.9万人となっているので、本来の浪人生より約4.1万人多くなっていることがわかります。(数値には誤差があります)
つまり、現役で大学に入学はしたのだけれど、やはり再受験をして「入りたい大学」に再度挑戦していることになるのではないかということです。これは、直面する「困難」から「楽な方向」に逃げて、結局は「大きな回り道」をしていることになる訳で、是非、受験生には、「入りたい大学」に入れるよう努力してほしいと思います。(続く)
PARTⅠ「大学全入時代」の到来
大学受験人口のピークは、1992年度(現在41歳が高校3年生の時)で、受験人口は121万5千人、その時の入学定員は、67万6千人で倍率は、1.80倍だったものが、2014年度(現大学2年生)では、受験人口71万6千人、入学定員65万9千人、倍率は1.08倍とほぼ希望者は全入に近くなっている(駿台予備学校調べ)とのことです。
大学全入時代を迎え、「入れる大学に入る」のではなく「入りたい大学」に入れる力をつけることが大事である、ということが言えます。
文部科学省統計データによれば、2014年度の大学・短大志願者数は、71.6万人で大学・短大入学者数は、65.9万人。この差を取ると5.7万人がいわゆる浪人生となると思います。ところが、この春2015年度の純粋な既卒生志願者数(大学入試センター試験志願者数(大学入試センター発表資料))は、9.9万人となっているので、本来の浪人生より約4.1万人多くなっていることがわかります。(数値には誤差があります)
つまり、現役で大学に入学はしたのだけれど、やはり再受験をして「入りたい大学」に再度挑戦していることになるのではないかということです。これは、直面する「困難」から「楽な方向」に逃げて、結局は「大きな回り道」をしていることになる訳で、是非、受験生には、「入りたい大学」に入れるよう努力してほしいと思います。(続く)