あかいらか

開校記念日(10月6日)に想う

 熊高の沿革史には、「明治28年(1895年)6月1日埼玉県第二尋常中学校として創立される。」とある。様々な準備を経て、翌年の明治29年(1896年)10月6日に開校式が挙行され、10月14日に生徒定員250名で授業が始まっている。10月6日を熊高の開校記念日としているが、創立は1895年6月1日である。2015年10月に創立120周年記念式典を実施、来年2020年は創立125周年である。卒業生数は、旧制中も含め3万5千名弱にもなる。1つの学年で500名を超えた時期もあったが、現在は320名の定員である。明治28年の開校当時は、日本の総人口が約4200万人、現在の3分の一であった。夏目漱石が松山中学に赴任した年で、職員室の向かい合わせに座っていたのが、保健室前の記念碑にある数学教師の弘中又一、「坊っちゃん」のモデルである。今年の開校記念日は日曜日である。昔を懐かしむわけではないが、飾り気はないが、心も体も強く、たくましいさまを表す「質実剛健」、この伝統は守っていきたいと願っている。