あかいらか

SWOT分析を用いた教職員研修会

 旬熊にも掲載しましたが、11月6日(月)、9日(木)の放課後、SWOT分析と呼ばれる手法を用いて、本校の目指す学校像を実現するための具体的な課題解決策を検討する教職員研修会を実施しました。
 SWOT分析では、課題解決に向けた検討の前提として、まず、組織内外の資源や環境についての「強み(良い点)」と「弱み(問題点)」に着目します。通常、何か課題解決の方策を考える際によくあるパターンとして、問題となっている点やその問題が生じた要因などはなんだろうか…?という発想からスタートすることが多いのかなと思います。しかし、SWOT分析では、「弱み」のみでなく「強み」にも着目するのがミソで、現在出来ているところや頑張っているところなどの良い点にも焦点を当て、そこをさらに最大限に伸ばすにはどうすればよいかについても考えます。このような発想は、組織に活力を与えるとともに、組織を構成するメンバーのエンパワーメントにもつながっていくものと考えます。また、この「良いとこ探し」の作業は、教育や子育てにおいても有効であると心理学の見地からも指摘されています。生徒の「頑張っているところ、優れているところ(時にはその生徒自身さえも気付いていないところ)」を見い出し、そこを焦点化し生徒にフィードバックしながら、今後の成長にいかにつなげていくかという「未来志向」の視点が教育には不可欠であると考えます。
 ところで、この研修会は、年間計画に当初から組み込まれていたものでもなく、また、校長や教頭からのトップダウンで実施したものでもありません。「もっとさらに生徒たちを伸ばしたい」という熱意のもとに、教職員が自主的・自発的に計画・運営し実施したものです。熊高には数えきれないくらい多くの「強み」がありますが、これほどまでにひたむきで意識が高い「教職員集団」こそがうちの学校の最大の「強み」であると私は強く確信しています。