校長室より

学校説明会 代表生徒 学校紹介

1月23日(土)午後、記念館の3Fで学校説明会を行いました。天気もすぐれない中でしたが、大勢の中学生、保護者の方々に参加していただきました。ありがとうございました。

日程は以下のとおりです。

 

1月22日(金)

13:00 3年次生2名リハーサル

15:50 打合せ 生徒会長リハーサル 会場準備

 

1月23日(土)

13:30 受付

14:00 開式

 ・校長挨拶

 ・学校説明(山田先生)

 ・学校紹介 ①生徒1  ②生徒2  ③生徒3

 ・質疑応答

 ・個別相談

 

参考までに生徒が話した学校紹介の概略を掲載します。

【生徒1】

 さて、今ここにいる皆さんは、少なくともこの学校に入学したいという気持ちを抱いている、もしくは、この学校に少しでも興味を持っているのかもしれません。この学校の特色を説明できたらと思います。

 まず、御存知だと思いますが、この学校は男子校で、埼玉県内を見ても、全国的に見ても、珍しい学校です。この環境で果たして過ごしていけるのだろうか、と思っている方もいると思いますが、そんな心配はいりません。皆最初はそう思っていました。

 具体例を挙げれば、去年私のクラスは、最初はみんな静かで落ち着いていましたが、一か月もたてば、全員が一緒に肩を組んで校歌を歌っています。ですから今心配に思う必要はありません。校歌については後ほどまた言及します。

 熊高の行事について、少しお話ししましょう。本校では、他校でも行われているような文化祭や体育祭はもちろんのこと、他の学校にはない行事が目白押しです。もっとわかりやすく言うと、他の学校にはない行事の方が多いということです。例えば、5月に行われる40キロハイクや1年次の臨海学校です。

 40キロハイクについて述べたいと思います。この行事は全校生徒が荒川の土手から、長瀞までひたすら歩くという行事です。熊高のいいところは、このような行事をとおして全員が仲良くなっていくところです。ほぼ初対面のクラスメイトと一緒に40キロ歩いた達成感は何とも言えないものがあります。途中で辛くなったときに支え合っていくうちに、お互いのことをどんどん知っていき、友達を作ることができる行事です。

 次は校歌について話しましょう。皆さんはどのようなときに校歌を歌いますか。おそらく決まった式などでしか歌わないと思いますが、熊高では行事の際に毎回歌います。この長い伝統ある熊高の校歌は熊高OBの世代と世代をつなぐいわば襷(たすき)のようなもので、この校歌が長年の熊高の象徴とも言えるのではないかと思います。早く皆さんとも校歌を一緒に歌いたいなと思っています。

 以上行事と校歌の伝統について私から話させていただきましたが、正直まだ話したりません。この話足りないことが気になるというのであれば、熊高に実際入学して味わってみてください。必ずと言っていいほどこの高校生活は密度の濃いものになります。これはまだ2年しか過ごしてない私でも断言できます。皆さんと会える日を待ち遠しく思っています。がんばれ!未来の熊高生!

 

【生徒2】

 私は皆さんにこの熊谷高校に入学することを強くお勧めします。なぜなら熊高にはほかの学校と違った素晴らしい特色が沢山あるからです。

 一つ目は部活動です。私はサッカー部に所属していました。サッカー部は校庭だけではなく、より広いグランドや人工芝のグランドを借りて活動しています。それにより一年生の頃から良い環境でプレーすることができました。また部員の数が多いため広い交友関係を持つことができたり、練習中にきついときに互いに励まし合うことができたりしました。長期休業中には合宿がありサッカー技術だけではなく、一人前の大人になるために必要な人間力も鍛えることができました。顧問の先生も優しく良い先生なので熊高に入学したら是非サッカー部に入ってください。

 二つ目は行事です。体育祭は熊高特有の種目がいくつかあったり、文化祭は部活動ごとの出し物だけではなく、中夜祭、後夜祭があったりして、とても盛り上がります。40kmハイクは仮装して歩きます。私はサッカー部全員で同じ仮装をして歩きました。長い距離を歩くのでとても疲れますが、友人と様々な話をして歩き、より仲を深めることができました。

 一年生のときには臨海学校があります。私は水泳が得意ではなかったので遠泳がとても大変でした。しかし泳ぎ切ると精神的にも身体的にも成長することができたと感じました。

 二年生の修学旅行では自分たちだけで行先や移動手段などの計画を立てます。効率よく行きたいところへ行けるように、電車の時間まで班のメンバーと調べたり相談したりするのは大変でしたが、同時に楽しくもありました。

 一年生から三年生まで学期ごとにクラス対抗の球技大会があり毎回とても白熱した勝負になります。また学校行事の最後には必ず皆で肩を組んで校歌を歌います。先日久しぶりに体育祭で歌いましたが格別でした。このように行事ごとに友人との団結力が増していきます。

 そのほかにも熊高はニュージーランドにあるサウスランドボーイズハイスクールと兄弟校で交換留学プログラムがあります。私は一年生の時にこのプログラムでニュージーランドに行きました。二週間という短い期間でしたが日本では味わえない貴重な経験をすることができました。

 最後は勉強です。部活動も行事も全力で取り組んでくたくたになると、普通勉強したくなくなってしまします。しかし熊高は図書館が夜八時半までやっていたり長期休業中には教室開放や補習などがあったりして、勉強できる環境はそろっています。また学校は朝早くから開いています。そして何より部活動や行事を一緒に頑張り大変なことを乗り越えてきた仲間がいます。私も部活動が終わった後に友人と図書館で勉強したり朝早く登校して勉強したりしました。それだけではなく熊高には優しく生徒思いの先生がたくさんいます。授業は質が高くわかりやすいです。休み時間や放課後に質問しに行くと私が理解できるまで費やしてくれました。

 以上のように熊高は勉強だけ、部活動だけ、行事だけを頑張るのではなく仲間とともにすべてに全力で取り組むことができる学校です。そしてそれらを通して将来、広く社会に貢献し人々を引っ張っていくリーダーとなるために必要な力を鍛えることができます。是非熊高に入学して、最高の高校生活を送り、未来のリーダーになりましょう。

 

【生徒3】

 私から本校の魅力について4点お伝えします。一点目は熊高スタイルの行事が豊富にあることです。体育祭や各種球技大会は勿論あり、男子校特有の盛り上がりはもの凄く楽しいです。また、臨海学校や40キロハイク、つくばサイエンスツアーといった校外での行事も沢山あり、様々な貴重な体験ができます。特につくばサイエンスツアーでは科学の様々な分野における最先端技術を体験することができ、知的好奇心を刺激されることは間違いありません。

 二点目は「一生ものの友ができる」ということです。私自身、入学当初は緊張してしまい、他の生徒に話しかけることができなかったものですが、先ほど申し上げたような熊高独自の行事をとおして、交友関係を築き、信頼しあえる友人がたくさんできました。さらにそのような友人と勉強や部活で切磋琢磨し合い、お互いを高め合っていくことができ、その関係が切れないことが最大の魅力です。

 三点目は、勉強と部活の両立についてです。本校では図書館や教室の開放を夜遅くまで行っており、私も部活終了後、友人と図書館に残って勉強していました。部活から図書館で勉強するという習慣を作ることで、怠ることなく両立できました。また、先生方も親身になって分からないことを分かるまで教えてくれるので安心してください。

 四点目は、自由な校風です。自由ということは自ら何をすべきかを考え、行動し、その行動の責任を負うということを表します。高校生になったら自律した人間になりたいと考えている人にはもってこいの環境となっています。

 私が申し上げた以外にも沢山の魅力が本校にはあります。是非、熊谷高校で素敵な高校生活をおくってみませんか。

 

 

高校選びは人生の中でも大きな選択の一つだと思います。

実際に自分の目で見て確認することが大切です。

授業、行事、部活動、校風、歴史、進路指導、進路実績、通学時間など様々な要素から考えみてください。

御不明な点があればお問い合わせください。

皆さんが納得のいく学校選びができることを願っています。

     開 式 前

 スライド見ながら全体説明

   生徒会長 挨拶

    3年生 挨拶

    3年生 挨拶