あかいらか

2017年7月の記事一覧

この夏をいかに過ごすか

 724日の日本経済新聞に、現高校3年生に「もし目の前に、去年の夏休み前の自分がいたら言ってやりたいことは何か?」の記事があった。上位を占めたのは、英単語の暗記や数学の基本問題など、基本的な事項、典型的な問題を早く正確に解く力を付けること、とあった。受験生にとって時間は限られている。地道な訓練を必要とする基本事項は、2年の夏までにクリアしておくべきであった、という後悔の声である。大学受験という山は、登り始めてみると、予想外に急峻で遠い。入試レベルの難しい問題の前に、単語や文法などの基本事項は、早い時期にしっかりマスターしておくべきである。ほとんどの大学では、その基礎部分だけである程度の問題は解ける。その上で、全国のライバルとの競争から一歩抜け出す力をどう身に付けるかが、勝負の分かれ目となる。3年生になって、改めてやるべきことの多さに唖然としても遅いのである。この夏を、有意義に過ごしてほしいと願うばかりである。
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