あかいらか

2017年7月の記事一覧

ネット社会とどう向き合って生きていくか

 本日(7月3日(月))、生徒対象「情報セキュリティ講習会」を実施し、ネットやスマホを使う際の留意点について外部講師の先生から講話をいただきました。熊高生に限らず今の高校生にとっては、生まれた時からすでにこの世の中が「ネット社会」となっており、ネットに対する皮膚感覚みたいなものが私たちと若干異なっているのかも?という印象があります。SNSにしろ、オンラインショッピングやネットでの各種手続などにしろ、高校生のみならず現代の若者は実に見事に使いこなしています。私などは、せっかくスマホを持っているのに、たくさんの便利そうなアプリケーションが購入時の初期設定で端末の中に入っているのに、残念ながらそのほとんどを使いこなせていません。また、ネットバンキングでの口座開設で紙の預金通帳がもらえなかったり、航空機のチケットをオンライン予約して紙の航空券が手元に来なかったりすることに、今でも、ものすごく不安な気持ちでいっぱいになってしまいます。
 このようなネット社会は、戦後ジワリジワリと発展してきたのではなく、おそらくここ二十年くらいの間に一気に形成されたものですので、「ネットを活用してできること」の発展速度に対して、私たち人間のネット活用スキルやネットに対する認知枠の方がまだまだ大きく出遅れているような気がしています。今日の講話の中にも、「学生時代にふざけてアップしたいたずら動画が半永久的に残ったと仮定した場合、その動画を、入社試験を受けようとしている会社の人が見たら果たしてその人は就職できるだろうか? 婚約者の親が見たらその人は結婚できるだろうか?どちらも答えはノーなのでは」というお話しがありました。昔の感覚ですと、若い頃の失敗やちょっとした躓きなどは、反省と努力による「立ち直り」が認められてきた面もありますが、いざネット社会となるとこのことが通用しません。立ち直るどころか、何十年も経って忘れた頃に、若い頃の思い出したくもない愚かしいエピソードを眼前に突きつけられ奈落の底に落とされることにもなりかねません。
 私たち人間が、「ネット活用人」として成熟するには、もう少し時間がかかるのかもしれません。しかし、世の中が加速度的にネット社会としてどんなに発展しようと、人として大切なことは案外普遍的であるとも思われます。その基盤にあるのは他者への思いやりと配慮、そして、自制心です。このことは、熊高生のみならず私たちすべてにとって獲得すべき必要な資質であり、賢くなることや学力を高めることよりもはるかに大切なことであると私は思います。
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先輩からのエール

 旬熊にも掲載していますが、本日は1学期最後の土曜日授業でした。午前中4時間の授業を実施しています。せっかく学校に登校したのですから午後の時間も有効に使おうということで、進路指導部が「現役大学生を囲む会」を企画してくれました。今春に大学受験をして現役合格をした2名の先輩(東京大学と群馬大学)を呼んで、現役の熊高生に話をしてもらいました。全学年の希望者対象ということで会場も100人以上は入れる視聴覚室で行いました。開始してみると、会場はほぼ満席であり、生徒の関心が高かったことが伺えます。
 先輩たちは自分たちの経験をもとに、3年生に対しては受験に向けてこれからの時期をどのように過ごせばよいのか。夏休みの過ごし方、あるいはセンター試験に向けて具体的にアドバイスをしてくれました。2年生に対してはとかく中だるみになりがちだが、高校の3年間では2年生が一番大切だということ、1年生に対しては、熊高生として勉強はもちろんだが、部活動・学校行事も含めて高校生活をしっかりと充実させて欲しいとのエールを送ってくれました。
 ともに、自分の成功例や失敗経験を踏まえての話であり、説得力もあり、生徒たちも真剣に話を聴いていました。
 今後も進路指導部ではこのような機会を計画してくれると思いますので、今回参加できなかった生徒も次回は参加してほしいと思います。
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