2020年11月の記事一覧
熊高めくり(日めくりカレンダー)先生からの激励の言葉集
日に日に暗くなる時間も早くなり秋も深まってきました。
受験生にとっては受験日まで100日を切っています。
進路指導部の田嶋先生の発案で生徒を励まそうと、教員に呼びかけて、心に残るような言葉を募集しました。
生徒の下足室の壁に日めくりカレンダーのように掲示しました。
一つ一つのカレンダーからは先生方一人一人の生徒の皆さんに対する「熱い想い」が伝わってきます。
ここからが正念場です。遅れを挽回することも合格を確実にすることも可能です。
自分の感性に突き刺さる言葉を糧に頑張ってほしいと思います。
SSH ロボット講座
本校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校です。今年で11年目になります。平成29年度に2期目(2回目)の指定を文部科学省から受けました。2期目のテーマは「学際的アプローチを推進し、多角的な視野と発信力を持つ人材の育成」をテーマにして様々な取組を進めています。
今回は物理分野からのアプローチで「ロボット研究の基礎講座」について、大学の専門の先生に来ていただき指導していただきました。
【指導概要】
・マイコンボードの動作確認
・LEDの制御
・モーターの制御
現在、社会は急速に変化してきています。
コロナ下でのワクチン開発や様々な対策、テレワークなど科学技術等に期待する部分はますます大きくなってきていると思います。
少しでも社会に貢献できるように生徒の皆さんにも頑張ってほしいと思います。
授業公開と学校説明会
11月7日(土)授業公開と学校説明会を行いました。
多くの部活動で大会等が行われている日ですが、たくさんの中学生や保護者の方に参加していただきました。
授業公開に参加された方のアンケートを見ると「高校の高度な授業に感激した」「生徒も先生方も楽しそう」などの内容が多く書かれていました。
午後の学校説明会は以下の日程で実施しました。
【Ⅰ 全体会】
〇開会
〇校長挨拶と学校概要説明
〇進路指導・進路状況について
〇生徒代表による熊高の紹介
〇質疑応答
〇閉会
【2 個別相談会】
以下のような感想をいただきました。参考までに紹介します。
「歴史ある熊谷高校を見学することができてよかったです」
「今まで何回か見に来たことがありますが、今日の細かい説明を聞いて、ますます興味を持ち、目標にしたいと思いました」
「熊谷高校の今まで知らなかった細かい情報を知ることができてとても参考になりました」
「入試についての詳しい説明や具体的な学校行事の説明がとてもわかりやすかったです」
「生徒が第一志望の大学へ一生懸命に努力するところがよいと思います」
「伝統ある良い学校だと感じました。この良さを中学生にもっとアピールするべきだと思います。入ってみないとわからないのがもったいないです。
多くのありがたい言葉や参考になるご意見を頂きました。今度とも皆様に振り向いてもらえ、生徒一人一人の可能性を最大限伸ばせる学校を目指して、教職員一丸となって頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
受験生の皆さん、今年はコロナ禍で例年とは異なる環境下で不安もあるかもしれませんが、焦らずコツコツとできることを行ってください。努力は報われます。体調管理にはお気を付けください。お越しいただきありがとうございました。
個別相談会会場 掲示
開始前 きちんと並べたイス
受付後 体育館に向かいます
中学生と保護者の方
進路指導の説明
生徒会長の説明
マイスター授業
6時間目2-5のコミュニケーション英語Ⅱの授業で重点公開授業を実施しました。
重点公開授業とは本県の重要な取組「未来を拓く学びプロジェクト」の中の外国語部会の代表として行った公開授業のことです。
埼玉県では平成22年度から東京大学CoREFと連携し、生徒が潜在的に持っている「学ぶ力」を有効に引き出すことができる学び「協調学習」を取り入れた授業改善(「教え込みの授業」から「学び合いの授業」への「学びの改革」:主体的・対話的で深い学びの実現)に関する研究に取り組んでいます。
そして、協調学習マイスター認定研修会を通して「知識構成型ジグソー法」による協調学習に基づく授業改善を推進できる高度な見識・知識・技術を持った人材「協調学習マイスター」を育成し、この活動を広げる取組を推進しています。
この日は校内の先生方以外にも東京大学CoREF、教育委員会などから専門の先生が来校し授業の様子等を見ていただきました。
今年度は本校の山田先生が外国語では県内でただ一人公開授業を実施し、この研究授業をもとに12月25日のシンポジウムで発表する予定です。
授業はICTの活用状況等も含めて昔と比べると年々驚くほど進化しています。
各教科、各科目の1時間1時間の積み重ねが生徒の成長に大きくかかわってきます。そのため、本校のみならずどこの学校でもより良い授業を目指し、様々な研究や工夫、研修に力を入れています。
今回の授業では現在のコロナ禍の状況から感染症防止対策に配慮して、約400名が収容できる記念館の広いホールで行いました。事前に消毒を徹底し、活動中の席移動時にも消毒を行いました。
取り上げた題材は「持続可能な深海の採鉱に必要なものは何か。その理由は。」という内容でSDGsの観点を取り入れたものとなりました。
生徒の意見は次のようなものでした。
「多くの国がかかわることから一定の国際法を制定する必要性がある」や「深海という大切な自然環境を守るための調査研究や科学技術の発展が必要」などの意見が出ていました。
熊高生らしい豊かな発想をみることができました。
生徒の皆さん自身にもわからなかったものがわかる体験を積み重ねてほしいと思います。
研究授業を実施された先生、参加された先生方、来校された皆様、そして生徒の皆さん本当にお疲れさまでした。
英語で書かれた教材
記念館の広い会場で
全体の説明
生徒同士の活動
発表の様子
校内授業公開週間(TALK WEEK)
TALK WEEKとはTeacher' Active Learning in Kumako の略です。
本校のアドバンス委員会が主催で行っている事業です。
ここでのActive Learningは「教員同士が積極的に学び合う」ことを意図しています。
「論理的な思考力と発信力の育成」を目指す授業について、教員同士、良い実践を校内で共有することを目的としています。
本校では、「質実剛健」「文武両道」「自由と自治」の校訓のもと、逞しさと豊かな人間性を有し、地域、日本そして世界で活躍し、貢献できる次代を担うリーダーの育成を目指しています。
生徒の皆さん、深い教養と高い志を胸に秘め、自ら考え判断し、責任を持って主体的に行動できるように先生方とともに頑張りましょう。
【目的】
①「論理的な思考力と発信力の育成」を目指す授業について、良い実践を校内で共有する。
②相互に新たに気付きを得ることで、学び合う組織づくりを進める。
【期間】
11月2日(月)~21日(土)
案内のポスター